モロッコ縦断旅【第2弾】〜マラケシュ編〜

第1弾では旅の計画やマラケシュに到着した際の様子をご紹介しました。まだ読んでいない方はこちらからぜひご覧下さい。

今回は第2弾・マラケシュ編。マラケシュの見どころ、そしてマラケシュから日帰りで行くことができる観光スポットについて紹介していきたいと思います。

マラケシュの見どころ

・スーク(市場)

メディナ(旧市街)にはスークと呼ばれる市場があります。スパイスやスイーツ、ストリートフードから、民族衣装、スカーフ、ランプ、革製品などなど。多くのお店が所狭しと立ち並びます。

スパイスや革製品の匂い、鉄板で焼かれる食材の音や金属を加工する音、キラキラしたとしたランプやカラフルな絨毯。ただ道を歩いているだけでも五感全てを使って楽しむことが出来ます。

マラケシュの客引きはモロッコの他のどこの街よりも積極的です。たとえ商品を見ていなくても、お店の前を通っただけで

「どこから来たの?」

「僕、日本人の友達沢山いるよ!」

「見るだけなら無料だよ!」

「うちのお店の写真を撮っていかない?」

初日は全ての勧誘に乗せられて数十メートルの道を歩くだけでとてつもない時間を費やしていましたが、数日かけて歩き方を学びました。笑

もちろん商売だけではなく、単純におしゃべりに花が咲く事も。時にはお茶をご馳走してくれることもありました。多くの親日的なモロッコ人にも出会い、私が日本から来たということがわかると精一杯日本への愛を語ってくれた人もいました。

スークでは基本的に値札が無いため商品は言い値で買うことになります。そのため最初に言われた値段で買ってはいけません。あるサイトで最初に言われた値段の6割程度が相場だと買いている人もいました。

欲しいものがある場合は先にネットで相場を調べてから行くのがベスト。時間も精神も削られますがゲームだと割り切って値段交渉を楽しみましょう。

私は150DHと言われた商品を最終的に35DHで買った経験もあります。あまりに値段が変わりすぎて「本当の値段はいくらなの?」とかなり困惑しました。笑

・フナ広場

第1弾の記事でも登場したフナ広場

昼間ももちろん素敵ですが、夜はとても活気に溢れています。多くの屋台が立ち並び、店員さんとお客さんが一緒になって合唱する声が聞こえることも。

誰が教えたのでしょうか、日本のお笑い芸人の真似をする人もいました。

露店のない開けた場所では伝統楽器や歌ダンスのパフォーマンスを見ることもできます。観光客だけでなく、地元の人も一緒になって楽しんでいたのが印象的でした。モロッコの音楽や踊りで溢れる広場では異国情緒が漂い、とても素敵でした。

また広場ではたまにヘナタトゥーを描いてくる女性が出没します。頼まずとも腕を掴んで描き始め、最終的にお金を要求してくるので気をつけましょう。私もまんまとひっかかりました。笑

・バヒア宮殿

19世紀にアリ・バハメットの私邸として建築されたバヒア宮殿。床のタイルや扉の模様、壁の彫刻。どこを見ても美しく見飽きることがないでしょう。

マラケシュの旧市街ではなかなか緑の植物を見ることがなかったので、庭に植えられた植物はまるで砂漠の中のオアシスを連想させました。

お昼過ぎに行ったため、かなり混雑していましたが見所も多く、楽しむことができました。

・ベン・ユーセフ・マドラサ

マドラサとはアラビア語で「学ぶ場所」を意味するイスラムの神学校です。そしてここベン・ユーセフ・マドラサは北アフリカ最大のマドラサとして知られています。

壁のタイルの色や模様、彫刻がとても美しかったです。豪華な中庭と比較して建物内部の部屋はシンプルな作りになっていました。

・街中のとあるギャラリー

ふらふらと散歩をしていたら、お屋敷の門の前を掃き掃除していた人に「ギャラリーを見ていかない?」と誘われ、見学させてもらう事に。

建物の外見からは想像できないようなギャラリーが地下には広がっていました。

管理人の方が「マラケシュの美しさはいつも隠されているんだ」と言っていていましたが、このギャラリーを見たら誰もがその言葉に納得すると思います。

写真の位置情報からgoogle mapで探してみたのですが見つけられず、実はこのギャラリーの名前は分かりません・・・巡り会えたらぜひ訪れてみてください。

・フリーツアー

マラケシュではフリーツアーが毎日開催されており、ネットから申し込むことができます。朝食を食べている時に話題にあがり、同室に宿泊していたフランス人女性と参加してみることに。

歴史文化宗教などの情報から、地震による影響といったタイムリーな話題、おすすめのレストランなど、1人で街歩きをしているだけなら知り得ない情報を沢山得ることができました。

スークの奥深くや、皮の加工場など女性1人では入って行きにくい場所にも行くことができたので大満足でした。

フリーと言いつつ、最終的にチップを払うことになるので無料ではありませんが、お金を払ってでも参加する価値はあると思います。とってもおすすめです。

マラケシュから日帰りで行ける観光スポット

マラケシュ近郊は交通の便がそれほど良くないため、自前でタクシーや送迎を頼むよりもツアーで申し込んでしまった方が安くお得に旅行ができます。

そのため多くのホステル、ホテルが日帰りアクティビティを提供しています。また、「Get Your Guide」でも多くのツアーを見つけることができます。その中でも今回は私が参加したツアーの一部を感想も交えて紹介して行きます。

・アトラス山脈 1日ツアー(ラクダ乗り付き)

アトラス山脈のハイキングとラクダ体験がセットになったツアーに参加しました。当日の朝、バスがホステルの近くまで迎えに来てくれます。バスからの眺めが絶景で、ただバスに座って目的地を目指しているだけで非常にワクワクしました。

美しい自然の中でのハイキングはとても気持ち良く、リフレッシュすることができました。

民族衣装、そしてスカーフを巻いてラクダに乗ります。ゆったりゆったり歩くので、「自分で歩いたほうが速くない?」とも思ってしまいましたが、でもそんなスローな時間で日々の喧騒から逃れることができ、とても癒されました。

お昼ご飯はガイドさんの両親が営むレストランでモロッコの伝統料理であるタジンクスクスをいただきました。

猫が沢山いて、テーブルから落ちる食べ物を常に狙っています。私のチキンも少し食べられてしまいましたがとっても可愛かったです。

ホステルで仲良くなったブラジル人女性と一緒に参加したのですが、お互いが話せる共通言語がなかったため終始翻訳アプリを使ってコミュニケーションを取っていたのも良い思い出です。笑

・オウゾウドの滝-ガイド付きハイキング、ボートツアー-

オウゾウドの滝は北アフリカで一番の高さを誇る滝です。この写真からもわかるように、ディズニーランドのスプラッシュマウンテンを再現したかのような景色でした。

ボートに乗って滝の目の前まで近づくことができます。

またハイキング中には滝の周辺に生息する猿に餌やりをすることもできます。

多くの観光客がいて、ボートツアー、そして付属のレストランと完全に観光地化されていましたが、上から見下ろした時の圧巻の景色や、滝からのミストはとても気持ち良く最高でした。

終わりに

「私は旅人で観光客じゃないからツアーには行かない」と言う人にも出会いましたが、もったいない・・・

せっかくその土地に訪れる機会があるのなら私は観光客になろうが旅人であろうが行きたい。私はまだまだ「旅人」ではなく「観光客」なのかもしれませんね。

今回はマラケシュの見どころについてほんの一部分だけ紹介しました。まだまだ見どころは沢山あるのでぜひご自身の目で確かめてみてください。

次回は港町エッサウィラの旅の様子についてお伝えします。猫好きの方は必見です。お楽しみに!

(文・堀越)

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一日中家でのんびり過ごすことが大好きなインドア派でありつつ、旅行も大好きです。暖かくて天気の良い国が好き。