カルチャーショック
- 今から16年前が最後の訪問である奥田さん。彼が感じたカルチャーショックとは・・・?
コークの川沿いの公園には広島長崎の原爆の碑があるという。コークは特に原爆と関係している町ではないが、毎日新しい花がそこには手向けられていたという。なぜそこまでしてくれるのか疑問に思い、地元の方に話を聞くと「広島と長崎は歴史的な悲劇があった場所であるが、人々はそれを乗り越えていまでも暮らしている。地球の裏側にいる自分たちがしてあげられることはその悲劇を忘れないことだ。」と語ってくれたという。原爆の碑は市民の方々がお金を出し合って建てられたものなのだそうだ。ワールドワイドに広がる人情味に奥田さんはショックを受けたという。
- 半年ほど前にアイルランドから帰ってきたりりかちゃんとさきちゃん。彼女たちの感じたカルチャーショックとは・・・?
りりかちゃん
アイルランド人は日本人のように他人の目を気にしている様子はあまりなかったという。バスで急にアイルランド人の若者が爆音で音楽を流し始めたり、乗客が大きな声で話していたり、TIktokをとっていたり、日本ではマナー違反になることもアイルランド人はあまり気にしている様子はなかったことに文化の違いを体感したと語っていた。
さきちゃん
アイルランドでは水道代は無料だというのに驚いたそう。高校時代に留学していたオーストラリアでは水は貴重で、シャワーの時間は5分と決められていたけれど、アイルランドではそのような決まりは言われなかったという。奥田さんは「アイルランド人はすべてのものに神様が宿っていると考えているため資源を無駄にしないのではないか」と言っていた。
観光スポット
- ブラー二―キャッスル
この城の頂上にあるブラー二―ストーンに逆立ちをしながらキスをすると口が達者になるという言い伝えがある。これはこの一帯の領主であったブラー二ーさんが非常に弁が立つ方であったことからこのような風習が生まれたようだ。
- ゴールウェイ
アイルランドの伝統文化を感じられるパブなどがたくさんあり、古い町並みを感じられる観光地だ。
- ダブリンのトリニティ・カレッジ
映画などでもよく使われるので見たことがある人もいるのではないだろうか。この図書館は現在では一般客は本を借りることができず、主に研究者が使用するようだが、多くの観光客が訪れている。ここには世界一大きな本が展示されてているなど、見所がたくさんある。
- モハーの断崖
アイルランドの西端に位置する断崖で、ハリーポッターの舞台になったという。8㎞ほど崖が続いており、荘厳な景色を楽しめる。崖のぎりぎりまで行ってスリルを楽しむのがおすすめ。