14日間日本一周記【第5回】一期一会の出会いに恵まれながら、真冬の札幌・小樽に挑みます。


 
こんにちは!日本一周弾丸旅も、いよいよ北海道までやってきました。

前回の旅程はこちらから。

 

 

夜行列車で札幌駅に着いたのが午前6:00過ぎ。

雪がかなり降っていてまだ暗いです。あと道が大変なことになってる。

 

街が目覚めるまで暫し時間をつぶし、9:30頃になってからまずは時計台へと向かいます。
北海道出身の友人は私が旅立つ前に「がっかりするよ〜」なんて言っていましたが、雪が降っていたこともあり、とても素敵でした!

そのときの私の装備は、マフラーぐるぐる巻きに手袋にセーターにコートにフードで全身もけもけ。

でも吹雪いてる時の北海道には、傘ではなくこのようなフードを被っている人がたくさんいたので、それほど浮いてはいなかった…はずです。

この後お風呂屋さんを探して入り(宿なし弾丸旅ではお風呂と洗濯の確保が1番重要かつ難しい)、いざ雪まつりへ!
気温は-2℃、吹雪いています。顔が痛い…!

メインの大通会場へ向かったのですが、地図を見ても「この通りのどこへ行けばいいんだ…?」とよく分からず。実際に見るまで、まさか広場が連なっていて、通り全体が会場だとは思いませんでした。(上手く表現できませんが)
こんな風になっている街、珍しいですよね

広場ごとに様々な雪像があって、とても楽しめました。北海道新幹線の開通を記念したものがあるかと思えば巨人が襲来していたり。

出店もたくさんあって、ザンギサンドをいただきました。

ひと通り見て、近くに北海道大学とクラーク像があるということでそちらを見に行くことに。

その途中でかまくらを発見。なにやら面白そうなプロジェクト、中にも入れました。

 

道中で旧北海道庁も見れました。誰が作ったのやら巨大な雪だるまが。かわいい。

 

そうして北海道大学へ潜入(普通に入れました)

クラーク像。想像していた、大志を抱けなポーズではありませんでしたが、こちらもとても有名なようです。

 

札幌駅へ戻った時点で時間が十分にあったため、家族へお土産を郵送した後、事前に見つけて気になっていた「小樽雪あかりの路」というイベントへ。札幌と小樽って近いんですね、電車でそんなにかからずに行けました。

札幌雪まつりが寒色の氷のお祭りなのに対して、小樽雪あかりの路は暖色のあかりと雪のお祭り。見ていると心が温まる感じがします。(もちろん寒いのですが)

運河も会場になっていて、そちらに向かってみたらさらに圧巻!いつまでも見ていられるような景色でした。

小樽から18:00くらいに札幌駅へ戻り、寒すぎるもう絶対外でない、と心に決める私。

…が、札幌駅でぼーっとしていたら隣に大荷物を抱えてお困りの外国人。
することもないので、どうしたの?と声をかけ、探していたホテルに連れて行くも、着いた先は某有名ホテルチェーンの違うホテル。
フロントの方に目的のホテルまではタクシーだと30分かかる、しかも荷物が多いから2台になるかもと言われ、それでは高くつくだろう、と外国人。
通訳しながら必要なことをフロントの方に色々と教えてもらい、結局地下鉄を使った行き方を教え、駅まで一緒に行き、切符の買い方を教えて見送りました。

オランダから来た、スノーボードワールドカップin札幌、ハーフパイプの代表選手2人組でした。

旅は何があるか、どこでどんな出会いがあるか分からないから面白い。まさに一期一会です。
歩いている間もお互い色々な話ができて楽しかったです。

そんなこんなで駅へ戻った頃にはちょうどいい時間。青森行のはまなすに乗って本州へ戻ります。

北海道へは、札幌雪まつりがひと目見たい!という思いだけでやってきましたが、実際にはもっと色々観れて、一期一会の出会いもあって、本当に来てよかったと思いました。

まだまだ珍道中は続きます。また次回!

(文・煙山 佳奈)