日本人がバックパックを持ちカンボジアへ!そこで気づいた大事なこととは・・・

こんにちは!2年スペイン語科の廣瀬です!前回の記事に引き続き、Wonderufl Wanderの面白い記事を見て刺激を受けて、もう記事を書いてしまいました。

ご存知の方もいるかもしれませんが、僕の専攻言語はスペイン語で、日々スペインやラテンアメリカのことに思いをはせています。陽気なスペイン人、ずっとダンスしてるイメージがあるキューバ人。どの国も国民性が日本とは全くもって違っていて、魅力しか感じないといったところです。

 

そこで、今日はカンボジアの話をしたいと思います。

 

 

は?と思った方。いや、スペインの話しろや!って思った方。

まさに正解です。おちょくりました。次僕にあったら殴ってくれても大丈夫です。鼻と目は避けてください。

 

ということで

今回はカンボジアに行って感じたことを書こうと思います!

 

去年の夏初めのバックパックでカンボジアを訪れました!

アンコールワットで有名な仏教国。きっと敬虔な仏教徒が多いんやろな。行く前はそんな感じの印象でした。

しかし行ってみて感じた結果が以下です。

「ゆるゆる、ふわふわ」

へろへろ、ほえほえ。もうこんな擬音語でも伝わると思います、まじで平和そうに生きてるんです。敬虔とかいうワードを使ったことがバカらしくなるくらいに。

腹出してハンモックで寝てるおっさんとか、お前学校行けよ!って時間帯に親の仕事を手伝ってる子どもたちとか、自分のトゥクトゥクでお昼寝どころがずっと寝てるドライバーとか、とか。もうきりないくらいに、ゆるゆるな人たちで埋め尽くされてますこの国は。

 

でもこの国は悲しい歴史を経験しています。それも40年前ほどに。簡単にお話しします。

 

1970年代にポルポトって指導者がカンボジアのトップになりました。

この頃はアメリカを追っ払ってやっとカンボジアの国をクメール人だけでつくることができる、新たなヒーローが誕生した!と国民は歓喜しました。

でも蓋を開けてみたら、ポルポト率いるクメールルージュの独裁でしかなかったのです。自給自足を掲げた共産主義の政治方針に背く人たちは残酷な拷問を受けて、虐殺されました。その多くが教師や教授といった知識人。そして次にターゲットにされたのが子どもと女性です。

カンボジアの各地には、実際に虐殺が行われた「キリングフィールド」という場所が何百箇所も存在します。そこで、合計何百万もの人が殺されてしまい、現在でも親のいない孤児の問題が残っています。

そんな暗い歴史があるカンボジア。やはりそれが影響してか、貧困の問題も目でみてわかるくらいに目立っています。ゴミ山で暮らして生計を立てていたり、と日本人の価値観では想像できないレベルにです。

 

でも一つ言えるのが、「笑顔」がとてもきれい」、ってことです!1日を生きることだけで必死な彼らが、ゆるふわでとにかく笑顔で陽気なんです!

 

そこで話を変えます。

日本人ってどうですか。笑顔ですか?

たぶんそんなに笑わないですよね。僕も笑顔は苦手なほうです。笑

 

あれだけ生死がかなり密接している環境に生きる人が笑顔で、日本人が笑顔じゃない。なんか皮肉ですよね。

きっとカンボジアの人たちからしたら日本人は憧れの中の憧れです。最強にポテンシャルを秘めたのが日本人なんだと思います。

もしカンボジアの人たちが日本に来て日本人をみたらどう思うと思いますか?

 きっとこう思うと思います。「お金もってるだけやん。寿司は美味いけど」

 

それではきっとダメですよね。いやダメ中のダメですね。

やっぱり「日本人ってすごいな!」って思わせたいんです。

彼らが日本に来るのとは逆に、バックパックをしてカンボジアに来ているということは、僕たちは日本の代表なんです。「すごい日本人がいたな!」って思われるようにしよう。そして

 

「日本人として誇りをもって、笑顔を大事にしよう。」

以上、カンボジアの旅を通して感じたことでした!

 

若干話がそれ気味でしたが、無事結論までたどり着きました。ここまで読んでくださった読者(reader)のみなさんありがとうございます。どうでしたか。

「お前そんなこと考えてるん?」って友達は思うと思います笑

 

「旅にでたら人生は変わる」ってよく言います。

変わらないですたいがい。

でも「人生観は変わる」と思います。なぜなら考えることが無限大にあるから。こんなしょうもない僕でさえ旅をして感じて考えることがある。旅の魅力はここにあると思います!   以上!

 

最近ちょうど笑顔が足りないなと思っていたので記事にしてみました!

この夏はメキシコ留学と、もう1つ今までやったことがないチャレンジに挑もうと思っています!お楽しみにー!

<カンボジアでの日々>

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(文・廣瀬裕馬)