2022年12月4日に私たちワンダフル・ワンダーと高尾山口駅にあるアイリッシュパブ、ケルティック・ムーンでコラボライブ配信を行いました。この記事では、ケルティック・ムーンのオーナーの奥田さんがお店を開くことになったきっかけやアイルランドあるあるについて、ライブ配信で語られたお話の一部をご紹介します!
ライブ配信はこちら↓から見られます!
高尾山のふもとでプチ・アイルランド旅行 − ワンダフル・ワンダー×ケルティック・ムーン|ライブ配信
自己紹介
司会:フルタカリン 東京外大ウルドゥー語科3年
スピーカー:奥田さん 国立で9年間アイリッシュパブを経営、2022年8月にお店を閉め、高尾に移転!
キツカサキ 東京外大ウルドゥー語科3年
ワキリリカ 東京外大アフリカ地域専攻1年
ケルティック・ムーンへの想い
アイルランドの料理を、日本人の口に合うようにアレンジして、ちょっとでもアイルランドを近く感じてもらえるようにという思いでお店をやっているとのこと。
奥田さんがアイルランドを好きになったのは小学校のとき。でもその時は名前を知っている程度。中学生になってからアイルランドについて深く調べて、文化や音楽などを勉強したそう。その時使っていたノートに「ケルティック・ムーン」という名前をつけたことが、のちのちお店の名前の由来になったとか。
”アイルランドの文化や音楽など、自分の好きなものをぐっと集めて、おいておける場所があって、そこにお客さんが来て、自分が好きだと思えるものの中の何かを、一緒に好きだと思える人たちが集まってくる場所になったら、結構人生が幸せかなって。そういう場所になったらいいかなと。”
こんな想いで、ケルティック・ムーンを始めたそうです。
アイルランドあるある
〇どこにでもいる牛
これはモハーの断崖で撮影した写真。牛は至る所にいた。広~い牧場に放牧されていて、牛たちは非常に自由そうだった。
〇ジャガイモ大国
アイルランドで行ける限りのスーパーを巡っていたサキさんは、ジャガイモコーナーの充実度にびっくり。アイルランドでジャガイモは主食。国が認めたジャガイモの品種が30種類以上あるそう。マッシュポテトはなんにでもついてくる。
〇二言語での表記・素敵なゲール語のはなし
ほとんどの標識が英語とゲール語の二言語表記だった。アイルランドの人は学校でゲール語を学ぶが、難しいため話せるようになる人はあまりいないよう。
奥田さんは、ゲール語はとても詩的な言語だと教えてくれた。唯一覚えて帰ってきたゲール語が、”céad míle fáilte”。céadが100、míleが1000、つまり「10万のウェルカムをあなたに」という意味!英語ではwelcome to youなのだが、ゲール語で言うとなんともロマンチックな言葉になる。全てのものを直接的に表現しないのがゲール語の特徴のようだ。
(文・脇里々花)