”Break up” は失恋だけじゃない!?オンライン授業で使える英語フレーズ

 

オンライン・ミーティングにトラブルはつきもの。中でも多いのが、インターネット回線の不具合ではないでしょうか。話している相手の画面がフリーズしてしまったり、声が聞こえなくなったり

特に、現在イギリスの大学の授業をオンラインで受けている私が気づいたこと。それは、

 

「先生の声が聞こえません」を英語でなんて言うかわからない…!

 

そこで今回は、オンライン授業中に飛び交った生の英語フレーズを4つご紹介します!海外とやり取りする機会のある方、英語で授業を受ける学生の皆さん、ぜひ参考にしてみてください。

読み進める前に、以下の事項をご確認ください。

・例文はすべて授業中にチャット機能にて発言されたものを筆者が記録したものですが、実際とは多少異なる場合があります。

・話者は学生、聞き手は教授です。話者及び聞き手の第一言語は英語ではない場合があります。

・日本語訳ならびにコメントは、筆者の独断と偏見によるものです。

 

1.You are breaking up a bit.

 (ちょっと音が途切れてます。)

☞ “break up”って恋愛だけじゃないんですね💔 でも「繋がっていたものが切れる」という意味では似ているかも… いや、あんまり深く考えるのはやめましょう笑 主語が “the sound” や “your voice” ではなく “you” なのもポイント。

 

2.We can see and hear you, but the sound is quite choppy and cuts out a lot.

 (顔は見えるし音も聞こえますが、音がかなりブツ切れで、よく聞こえなくなります。)

☞ “choppy(チョッピー)” って響きがかわいい。しかしこれを英語準ネイティブの人に言ったところ、「でもchopは刻むって意味だよね。」と返されました。たしかに!むしろそうやって考えた方が覚えられそうですね。意味は【途切れ途切れ】です。後半の “cut(s) out” も使えそう。

 

3.I think the internet connection isn’t doing very well.

 (インターネット回線の調子が良くありませんね。)

☞ 「ネットの調子が悪い」って日本語でも言うのに、何だろう。英語の、特にこの婉曲的な言い方だと、まるでインターネットに気を遣っているような感じがする笑 以下妄想:

“The internet connection isn’t doing very well. Maybe she’s not feeling well today.”

(ネット回線の調子が良くないね。たぶん今日は体調がすぐれないんだよ。)

 

4.Yeah, it’s impossible to understand what you are saying…

 (ええ、何て言ってるかはわかりません…)

☞ 個人的には“impossible” と言うとちょっとキツイ気がしてしまいます。対する最後の”…”は言うなれば緩衝材でしょうか?いずれにしても、正確に状況を伝えることが大切ですね

ちなみに “I can’t hear you” も使いますが、「(音は聞こえるけれど)何と言っているかまではわからない」ということを表したいときに上のフレーズが使えます。それに、「私の不満(I)」とするより「その状況(it)が」とした方が、角が立たずいいかもしれません。

 

おまけ

“at[on] my end” 【私の方で】もよく見かける表現です。自分だけか、それともみんな聞こえていないのか定かでないときに使えます。

 

以上、「オンライン・ミーティングで相手の声が聞こえないとき」に使える英語フレーズでした。こればかりはどんなに中学・高校と英語の授業を真面目に受けていても習いませんよね。(余談ですが、小学校の英語必修化は今年からだったようですね。)

ということで、少しでもこの記事を読んだ方のお役に立てていれば幸いです。

(文・小林かすみ)

見出し画像:Jan AlexanderによるPixabayからの画像

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長期休暇に入ると海外行きたい欲求が高まる日本語専攻(2018年度入学)。2019-2022年度編集長。好きな本は片桐はいり著『グアテマラの弟』。