始めまして。
今回新しく加入したラオス語専攻の小林 理玖です!
wonderful wander に入って最初に書く記事。
迷いましたが、今回は外大生らしくラオスの短期留学中に起きた、少しヒヤッとした出来事について書いていきます。
テーマは「首都で最悪の治安と言われる場所に潜入してみた」です!
ビェンチャンで最悪の治安
ラオスの国営のサッカースタジアムである、アヌウォンスタジアム。その裏にあるパーイナム通りに、この地域はあります。
ここは、現地に留学していたラオス語を学んでいる先輩方の証言によると最も治安が悪いとされる場所です。
ここに、ラオス語を勉強していた同期男子3人で突入しました!!
ちなみに、ただ意味もなく突入したわけではありません。ここは、別名 「ビェンチャンの台所。」夜限定で、地域の人が屋台で色んな食材を売っています。魚、肉、など様々なお惣菜です。
なぜ治安が悪い?
ここは、言わばビェンチャンの穴場的なスポットです。人目に付きにくい路地を進むと、急にこの通りが現れます。
こういうのバックパッカーの人は大好きですよね!
そういう人たちがロクに警戒もせず、油断しながら観光を楽しんでると、ひったくりに合うという寸法です。
要するに、観光客がカモにされてるんですね。地元の人にとっては食を支える大切なナイトマーケットです。
今回はここで、夜の晩御飯を買って帰るのが目標です。
潜入すると・・・
なんとも絶妙に好奇心をそそるような光景が広がっています。これぞ東南アジア!って雰囲気です。
治安は最悪らしいですが、見てみると凄いです!全部おいしそう。カエルの丸焼きとかあるし。こういうのを待ってました。
これぞラオスって感じですね。勝手な想像ですが。試しに一つ、サイウアという焼いたソーセージを一つ頼んでみました。ちなみに、1個10円ほど。食べてみると・・・
旨い!
あふれ出す肉汁がなんとも美味です。値段は書いてありません、交渉です。観光客がもちろん吹っ掛けられます。
それでも、日本人にとっては安いので大した事ないです。「高いなー」と思ったら、「ペーン!ルッダイボー?」と言ってみましょう。「高いです。値下げしてくれませんか?」という意味です。
高確率で下がります。
もちろん感じの良い、優しい人も多いです。ラオス人は皆良い人ばかりです。陽気な人が多いです。真っ当な価格だと思ったら言い値で買いましょう。多少高くても買っていいと思います。それが彼らの生活の向上にもつながります。
事件発生!
ラオスっぽい市場の様子に、ほのぼのしている時、事件は起こりました。 ひったくりです。バイクに乗った二人組が友達の背負ったリュックに手を掛けました。「ヤバい!」と思った友達は、運動部の身体能力でとっさに回避。
ギリギリの所で難を逃れました。
奪われかけたのはこのリュック。
ギリギリのところで荷物を奪われずに済みました。良かったです。下手すれば、バイクに引きずられるところでした。めちゃくちゃ警戒しながら歩いたんですけど、それでも狙われました。やはりカモです。
そのあとは、無事、ヨー・チュン、というベトナム風の春巻きを買って帰路につきました。
事件発生2
東南アジアに行くときは気をつけてください。
屋台の食べ物は普通に当たります。
ヨー・チュンですが、普通に当たりました。僕の友達二人は吐きまくったそうです。
なぜか僕だけ大丈夫でした。完全なる運です。
ラオスに行く前にA型肝炎、B型肝炎の予防接種をしました。これは、食べ物でかかる病気らしいです。多くの場合は自然治癒するらしいですが、結構辛いらしいです。B型肝炎は一過性と持続性(慢性)があるみたいだから、「多くの場合は」って付けてもいいかも
情報は定かではないので、気になる方は調べる事をお勧めします。
とにかく安全を期すなら、屋台でものは食べないのが得策です。本当に美味しいし、本場の味を味わえるので、僕は食べますが。おススメはしません。
語科の女性が3人、ラオスの食べ物が合わずに入院しました。 マジで海外保険には入りましょう。この入院、保険が無ければ何百万掛かったかわかりません。
屋台の物を食べないでも普通に胃が弱い方は体調を崩します。実際、そこまで胃が弱くない僕も、ラオス滞在中は永遠と下痢でした。胃薬も持っていきましょう。とにかく、胃系の健康対策は万全にすることが肝心です。
(文 小林 理玖)