学生にしかできない、今しかできないこと。

こんにちは。東京外国語大学1年村上晴香です。私は大学一年生の初めての夏休みにガーナに行くという選択をしました。人生で最大の挑戦でした。あの時、もし尻込みして行くのを諦めていたら…と思うとぞっとするくらいに、勇気を出して決断してよかったなと思います。

 

私の夢を確かめるために

「将来、NGOで働いて、途上国の貧しい子どもたちを救いたい」というのがずっと前からの私の夢です。その夢に少しでも近づけるかなと思い、アイセックという学生団体に入り、海外インターンシップに参加しました。様々なプログラムの中で、ENというプログラムに参加しました。ENでは、ガーナのアマンフロムという村に6週間滞在して、学生にしかできない国際協力を、現地の人達と同じ目線で、対話を通して実行します。

けれど途上国の貧しい子を救いたいと言いつつも、実際に行ったことないし、この目で見たこともなくて、本当に私のしたいことなのかを確かめたいと思ってガーナに行くことを決意しました。

 

 

「途上国」ガーナ

ガーナの首都アクラに着いて最初に思ったことは「途上国だ」ということです。バスからは男の人が上半身を乗り出して行先を叫んでたり、車が停車していると頭に商品を載せた人たちが窓越しにお水やパイを売りに来たり…。首都がこれなら村はどうなっているんだ……と思ったら予想通り、そこにはリアルアフリカが広がっていました。子どもたちは裸足で、膝の傷口にはハエがたかり、水道はもちろん通っていなくて、服は泥だらけ。まるで何百年か時代をタイムスリップしたような気持ちになりました。

 

 

私にできることは・・・?

私は教育問題に関心があったので、教育の分野でなにか自分にできることはないかと必死に問題を探しました。しかし、いろんな人と話したり現状を知っていく中で、あまりにも問題が複雑に絡み合っていて大きくて、到底私一人の力では何もできないと気付きました。例えば、一人の学校に行けない男の子がいたとして、その子が学校に行けないまたは行かない理由は「お金がないから働かなければいけない」というだけではなく「親が教育を受けていないために教育への理解が無い」とか、「学校の教師の質が悪くて授業の内容が理解できなくて行く気がなくなった」とか。力もお金も知識もない私が6週間でどうにかできるような問題ではありませんでした。

 

 

更に、問題を探すという行為そのものにも疑問を感じていやになってしまいました。村の人たちは普通に生活しているだけなのに、遠い日本から来たいち大学生が、「この村のここが問題だから、ここをああしたい」などと言うのはとても失礼に感じたし、実際にある女の子に、「この村に問題はない」と言われました。私から見てもよっぽど日本に住んでる人たちより人生を謳歌しているような感じがしました。

 

そこで、私ができることはなんなのか、日本にいるたくさんの友人や村の人と対話したり同じ時間を共有しながらずっと考えつづけました。やっとのことで見つけ出した自分なりの答えが、「自分がワクワクすること、『良い』と思うことを伝える」ということでした。そこで、私はお祭りで人前で歌ったときに最高にワクワクしたことを思い出し、よし、この村で村の子どもたちが楽しみにできるような、ワクワクできるようなイベントを開こうと決めました。イベントのためにたくさんの人が協力してくれて、百人ほどの村人が訪れてくれて、大成功することができました。これらはすべて、NGOや企業などの肩書がなく、利益や成果が求められない学生だからできたことだと思います。自分がやりたいといったことをたくさんの人が協力してくれて、支えてくれて、私は奇跡のような、もう二度と戻ることのできない時間の中にいるんだと何度も思いました。

 

 

やってみなきゃわからない

6週間を振り返ってみて、一番大切だったことはイベントの成功ではなく、そこに至るまでにたくさん悩んでもがいて泣いて、考え続けた時間だったなと思います。それはやっぱり自分で見て、経験して、感じないとできないことでした。一年生でガーナに行くということに反対もされたし、そんなに焦る必要ないんじゃない?二年生になってからでも十分間に合うでしょと言われたけれど、私は一年生で行くという決断をしました。それは、何事も経験しないとわからないし、興味のあることかどうかって、やってみなきゃわからないと思ったからです。ガーナから帰ってきて、今まで自分に全く自信がなかったけど、6週間やり切ったことで、自分にはなにもなくない、できることがあるんだなと少し自信がつきました。今、なにか踏み出せずに立ち止まっているひとがいたとしたら、絶対後悔する時が来ると思うので、今しかできないことをやれるだけやってほしいなと思います。

 

 

 

 

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ENでは、1月2月にプログラムに参加するインターン生を募集しているので、興味がある方はFacebookからメッセージをください!

ガーナの農村に暮らし、「貧困」に向き合う6週間のインターン。
貧困問題の解決に必要なのは、一方的な支援じゃない。現地の人と同じ高さ、また、異なる観点からとことん対話を重ねることだと私たちは考えています。
現地の人と刺激しあい学びあう「大学生にしかできない国際協力」に今、挑戦してみませんか。
▷時期 : 2019年2.3月~(調整可)
▷期間 : 6週間
▷ 国 : ガーナ
▷インターン先 : 現地NGO (young heart foundation)
▷内容 : コミュニティー開発(保健衛生、農業、教育の3分野の内1つを選択)
▷応募締切:
2018/10/18(木) 一次募集締め切り
2018/11/5(月) 二次募集締め切り
▷参加資格:下記の語学基準を満たす必要があります。
TOEIC 730点
TOEFL 550点
TOEFL iBT 80点
英検準1級
IELTES 6.0 など

興味を持っていただいた方には、個別相談会を開催しております。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

(文:村上晴香)