英国の服飾雑貨ブランド Cath Kidston 愛用者の嘆き

新型コロナウイルスの感染拡大が収束したとは言い切れないものの、感染対策を十分に行った上で、通常通りの営業を再開した店が徐々に増えている。

読者の中に、Go-toトラベルを利用してシルバーウィークに遠出した人も多いのではないのだろうか。

 

いつも通りの日常に戻りつつあるように見えるが、新型コロナウイルスの影響で「いつも通りの日常」を奪われてしまった人々がいるということを、どうか忘れないでほしい。

 

イベントの中止、会社の倒産、最愛の人の死。

 

新型コロナウイルスの感染拡大が招いた悲劇の中でも、経営破綻によってキャス・キッドソンジャパン株式会社が倒産したというニュースは、キャス・キッドソン愛用者にとっては相当なショックだっただろう。

 

花柄や水玉模様をあしらった可愛らしいデザインのバッグやエプロン、お皿、まくらカバーにハンドクリーム。幅広い年代の、特に女性の多くから支持され、アジアでも絶大な人気を誇っている服飾雑貨ブランド「キャス・キッドソン」。

 

かくいう筆者も、生粋のキャス・キッドソン愛好家なのである。

 

写真に写っているものは全てキャス・キッドソン。筆者の母もキャス・キッドソンが好きで、物心ついた時からキャス・キッドソンの雑貨に囲まれて育ってきた。

 

幸い、キャス・キッドソンはオンラインショップがあるため、もう買い物が出来なくなるという心配は無い。

 

しかし、実際にショップに行って「あれも可愛い、これも可愛い」と興奮しながら選ぶ楽しみを日本で味わうことはできないし、このご時世飛行機に乗って現地調達しに行くのも勇気と資金が要る。

さらにイギリスでも60以上の店舗が閉店し、もはやオンラインで買う以外の選択肢は無いに等しい。

 

 

「何もそこまで感情移入する必要があるのか」

「オンラインで買えるなら十分じゃないか」

 

その通りではあるが、筆者にとってキャス・キッドソンの倒産は、「小さい時からお世話になってきた人にもう会えなくなってしまった」のと同じくらい辛く、それだけ思い入れのあるブランドである。

 

 

【参考】

東洋経済オンライン

見出し画像 ロンドンナビより

最終アクセス日: 2020/10/12

 

(文・安藤 真季)

 

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東南アジアとオセアニアを愛するヨーロッパ育ちの純ジャパです。基本的にぼーっとしている時は「今日何を食べるか」考えています。